前にも書いた通り、poko2とは設計手法のようなものです。デザインパターン
です(便利な言葉)。したがって、文字で云々するよりは実際のサンプルを動かして、
後はそれをいじくって頂いた方が分かりやすいかな、と考えました。
というわけで、poko2のクラス群の動作確認をするために作成した簡単なテスト
ツール群が($POKO2)/test/以下に有ります。
(全てWebスクリプトです。)
ここら辺のソースを適当に眺めたり、実際にいじくったり動かしてみて下さい。
simple_form.phpフォームHTML出力クラスである CForm の動作確認
用のサンプルです。実際にいろいろなフォームを表示します。
simple_template.phppoko2添付の簡易HTMLテンプレートパーサー
クラスである CTemplate の動作確認用のサンプルです。実際に ($POKO2)
/test/simple_template.html をパースして出力します。
simple_session.phppoko2のセッション管理機構を提供するベース
クラスである CSession クラスの動作を確認します。セッションが持続する
間、リロードするたびにインクリメントされるカウンタを表示します。
simple_psam.php, simple_psam_local.phpユーザー認証機能を実装できる _CPSAManager
クラスの動作確認用サンプルです。simple_psam.php 自体は simple_psam_local.php で定義された _CPSAManager の派生クラスを
利用しています。ログイン画面は login.html を使用しています。
simple_dbmanager.phppoko2 フレームワークの実装の最も基本的
な形をテストします。これが全ての基本です。 CDbManager を派生させ、
poko2 のフレームワークで制御します。
simple_poko.php, simple_poko_local.phppoko2 のフレームワークを予め実装した _CPoko クラスの実装サンプル
です。ユーザー認証を必要としない場合は、基本的にこれを参考にして管理系裏側の
各種Webアプリを実装できるかと思われます。派生クラスの定義や各種変数の設定は
simple_poko_local.php 側で行い、simple_poko.php 側でそのインスタンス
を作成し、利用します。
simple_poko2.php, simple_poko2_local.phpセッションを利用したユーザー認証(ログイン・ログアウト)を実装した _CPoko2
クラスの実装サンプルです。simple_poko 系列と同様、派生クラスの定義云々
は simple_poko2_local.php 側で行い、simple_poko2.php 側で利用し
ます。ユーザー認証を必要とする poko2 アプリの基本形となります。
simple_poko2ex_local.phpセッション管理にデータベースを利用したタイプです。セッション管理用クラスを
派生し、定義しているだけです。simple_poko2.php に組み合わせて使います。
simple_poko2.php 中のコメントアウトを参照して下さい。なお、このファイル
で使用するためのデータベースのテーブルは simple_poko2ex.sql で定義し
ています。使用しているデータベースに適宜流し込んで使えるようにしておいて下
さい。
さすがに何の説明も無しに読んでも分からない箇所が多いと思われます。
というわけで、以下にサンプル或はテストツールを実際に自分で作ってみるための
簡単なチュートリアルを用意しました。活用して下さい。