クラス MailTX
java.lang.Object
org.opengion.fukurou.mail.MailTX
MailTX は、SMTPプロトコルによるメール送信プログラムです。
E-Mail で日本語を送信する場合、ISO-2022-JP(JISコード)化して、7bit で
エンコードして送信する必要がありますが、Windows系の特殊文字や、unicodeと
文字のマッピングが異なる文字などが、文字化けします。
対応方法としては、
1.Windows-31J + 8bit 送信
2.ISO-2022-JP に独自変換 + 7bit 送信
の方法があります。
今回、この2つの方法について、対応いたしました。
※ 6.3.8.0 (2015/09/11)
useSSL属性=true に設定すると、protocolに、smtps を使用します。
- 導入されたバージョン:
- JDK5.0,
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フィールドの概要
フィールド -
コンストラクタの概要
コンストラクタ -
メソッドの概要
修飾子とタイプメソッド説明voidclearBcc()送信先(BCC)アドレス配列をクリアします。voidclearCc()送信先(CC)アドレス配列をクリアします。voidclearTo()送信先(TO)アドレス配列をクリアします。static voidコマンドから実行できる、テスト用の main メソッドです。voidreset()MimeMessageをリセットします。voidsendmail()メールを送信します。void送信先(BCC)アドレス配列をセットします。void送信先(CC)アドレス配列をセットします。voidsetDebug(boolean debug) デバッグ情報の表示を行うかどうかをセットします。voidsetFilename(String... fname) 添付ファイル名配列をセットします。void送信元(FROM)アドレスをセットします。voidsetMessage(String msg) メッセージ(本文)をセットします。voidsetReplyTo(String... replyTo) 返信元(replyTo)アドレス配列をセットします。voidsetSubject(String subject) タイトルをセットします。void送信先(TO)アドレス配列をセットします。
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フィールド詳細
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MAILER
メーラーの名称 "openGion Mail Ver 6.0"- 関連項目:
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コンストラクタの詳細
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MailTX
メールサーバーとデフォルト文字エンコーディングを指定して、オブジェクトを構築します。 デフォルト文字エンコーディングは、ISO-2022-JP です。- パラメータ:
host- メールサーバー- 例外:
IllegalArgumentException- 引数が null の場合。
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MailTX
メールサーバーとデフォルト文字エンコーディングを指定して、オブジェクトを構築します。 文字エンコーディングには、Windwos-31J , MS932 , UTF-8 , ISO-2022-JP を指定できます。- パラメータ:
host- メールサーバーcharset- 文字エンコーディング- 例外:
IllegalArgumentException- 引数が null の場合。- 変更履歴:
- 5.4.3.2 (2012/01/06) 認証対応のため, 5.8.1.1 (2014/11/14) 認証ポート追加, 6.3.8.0 (2015/09/11) SSL接続するかどうかを指定するパラメータを追加します。
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MailTX
public MailTX(String host, String charset, String smtpPort, String authType, String authPort, String authUser, String authPass, boolean useStarttls, boolean useSSL) メールサーバーと文字エンコーディングを指定して、オブジェクトを構築します。 認証を行う場合は認証方法を指定します。 文字エンコーディングには、Windwos-31J , MS932 , ISO-2022-JP を指定できます。- パラメータ:
host- メールサーバーcharset- 文字エンコーディングsmtpPort- SMTPポートauthType- 認証方法(POP_BEFORE_SMTP , SMTP_AUTH)authPort- 認証ポートauthUser- 認証ユーザauthPass- 認証パスワードuseStarttls- 暗号化通信設定(STARTTLS) 5.9.29.2useSSL- SSL接続するかどうか- 例外:
IllegalArgumentException- 引数が null の場合。- 変更履歴:
- 5.1.9.0 (2010/08/01) mail.smtp.localhostの設定追加, 5.4.3.2 (2012/01/06) 認証対応(POP Before SMTP)。引数3つ追加(将来的にはAuthentication対応?), 5.8.1.1 (2014/11/14) 認証ポート追加, 6.2.4.1 (2015/05/22) SMTP_AUTH 対応, 6.3.8.0 (2015/09/11) SSL接続するかどうかを指定するパラメータを追加します。, 5.9.29.2 (2018/02/16) STARTTLS対応(キーワードをVer5 にあわせます), 5.10.20.1 (2020/03/03) 添付ファイル名文字化け対策
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メソッドの詳細
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sendmail
メールを送信します。 -
reset
MimeMessageをリセットします。 sendmail() でメールを送信後、セッションを閉じずに別のメールを送信する場合、 リセットしてから、各種パラメータを再設定してください。 その場合は、すべてのパラメータが初期化されていますので、もう一度 設定しなおす必要があります。 -
setFrom
送信元(FROM)アドレスをセットします。- パラメータ:
from- 送信元(FROM)アドレス
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setTo
送信先(TO)アドレス配列をセットします。- パラメータ:
to- 送信先(TO)アドレス配列(可変長引数)
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setCc
送信先(CC)アドレス配列をセットします。- パラメータ:
cc- 送信先(CC)アドレス配列(可変長引数)
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setBcc
送信先(BCC)アドレス配列をセットします。- パラメータ:
bcc- 送信先(BCC)アドレス配列(可変長引数)
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clearTo
送信先(TO)アドレス配列をクリアします。- 変更履歴:
- 4.3.6.0 (2009/04/01) 新規追加
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clearCc
送信先(CC)アドレス配列をクリアします。- 変更履歴:
- 4.3.6.0 (2009/04/01) 新規追加
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clearBcc
送信先(BCC)アドレス配列をクリアします。- 変更履歴:
- 4.3.6.0 (2009/04/01) 新規追加
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setReplyTo
返信元(replyTo)アドレス配列をセットします。- パラメータ:
replyTo- 返信元(replyTo)アドレス配列(可変長引数)
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setSubject
タイトルをセットします。- パラメータ:
subject- タイトル
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setFilename
添付ファイル名配列をセットします。- パラメータ:
fname- 添付ファイル名配列(可変長引数)
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setMessage
メッセージ(本文)をセットします。- パラメータ:
msg- メッセージ(本文)
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setDebug
デバッグ情報の表示を行うかどうかをセットします。- パラメータ:
debug- 表示有無[true/false]
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main
コマンドから実行できる、テスト用の main メソッドです。 Usage: java org.opengion.fukurou.mail.MailTX <from> <to> <host> [<file> ....] で、複数の添付ファイルを送付することができます。- パラメータ:
args- コマンド引数配列- 変更履歴:
- 6.3.6.0 (2015/08/16) System.arraycopy が使える箇所は、置き換えます。
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