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| SNMPエージェントからMIBを採取したり、SNMPエージェントにMIBデータをセットしたり、或いは、SNMPエージェントからのTrap受信データを表示するためのEclipse パースペクティブウィンドウです。 |
| なお、Trap受信はSNMPブラウザ起動時には無効になっています。有効とするにはこちらを参照してください。 |
| また、SNMP送信における疑正常試験も可能です。 |
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| SNMPブラウザとしては、5つのビューから構成されます。 |
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| 8.2.2 MIB Treeビュー |
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| MIB Treeを表示します。SNMPエージェントから採取したいMIB OIDを選択します。 |
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| 8.2.3 採取MIBテーブルビュー |
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| SNMPエージェントから採取したMIBインスタンスをテーブル表示します。 |
| (1) 採取MIBインスタンステーブルのカラム |
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| 採取MIBインスタンステーブルのカラムは以下のとおりです。 |
| (2) 採取MIBインスタンステーブルのツールバー |
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| 採取MIBテーブルビューのツールバーの機能は以下のとおりです。 |
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| 8.2.4 SNMP Version対応MIB操作 |
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| SNMP Versionに対応して、MIB採取及びMIBデータセットを行います。 |
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| 8.2.4.1 SNMPブラウザアクション |
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| SNMPブラウザアクションの配置を図 8.2.4.1 に示します。 |
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| SNMPブラウザアクションの説明を表 8.2.4.1 に示します。 |
表 8.2.4.1 SNMPブラウザアクション
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アクション |
内容 |
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MIB採取テーブルクリア | MIB採取テーブルをクリアします |
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MIB採取データテーブルエクスポート | MIB採取データテーブルをエクスポートします。このデータはSNMP疑似エージェントでインポートし、エージェントデータとして使用可能です。 |
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テーブルソートカラムヘッダー | MIB採取データテーブルをソートします。 |
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MIB getボタン | SNMPエージェントからMIBインスタンスを採取し、テーブルに表示します。 |
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MIB Setボタン | SNMPエージェントにMIBインスタンスデータをセットします。 |
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| 8.2.4.2 SNMPV1 Request |
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| SNMPバージョン1によるSNMPエージェントからのMIB採取または、MIBセットを行います。 |
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| 各テキスト欄の説明を表 8.2.4.2.1 に示します。 |
表 8.2.4.2.1 SNMPV1 Requestテキスト
| テキスト名 |
内容 |
| Agent Address | SNMP Agentアドレス |
| Request OID | SNMP Agent 採取OID |
| Access Type | SNMP Agent 採取OID Access Type |
| Read Community | Readコミュニティ名 |
| Set Value | SNMP Agent SetRequest値 |
| Value Type | SNMP Agent 採取OID Value Type |
| Write Community | Writeコミュニティ名 |
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| 8.2.4.3 GetNext Request |
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| 指定のSNMPエージェントへGetNext Requestコマンドを発行し、MIB OIDインスタンスデータを採取します。 |
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| SNMPエージェントからのデータ採取にあたって、以下のテキスト欄をセットします。 |
| MIB Tree OID選択によって、Request OID、Access Typeのテキスト欄はセットされます。 |
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| 8.2.4.4 Set Request |
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| 指定のSNMPエージェントへ Set Requestコマンドを発行し、MIB OIDインスタンスデータをセットします。 |
| SNMPエージェントへのデータセットにあたって、以下のテキスト欄をセットします。 |
| 採取MIBインスタンステーブル選択によって、Request OID、Set Value、Value Type、Access Type、のテキスト欄はセットされます。 |
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| 8.2.4.5 SNMPV2 Request |
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| SNMPエージェントに送信するバージョン情報がV2となること以外は、SNMPV1 Requestと同じです。 |
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| 8.2.4.6 SNMPV3 Request |
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| SNMPバージョン3によるSNMPエージェントからのMIB採取または、MIBセットを行います。 |
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| SNMPエージェントからのMIB採取または、MIBセットにあたっては、事前に以下のテキスト欄のSNMPエージェントのV3情報の赤字の項目を認識する必要があります。 |
| なお、SNMPエージェントのAuthPriv(認証及び暗号化モード)が認証なし、暗号化なしの場合には、認証プロトコル、認証パスフェーズ、暗号化プロトコル及び暗号化パスフェーズは不要です。 |
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| (1) テキスト欄 |
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| テキスト欄の説明を表 8.2.4.6.1 に示します。 |
表 8.2.4.6.1 SNMPV3 Requestテキスト
| テキスト名 |
内容 |
| Select Agent Address | SNMP Agentアドレス |
| EngineID | EngineID |
| EngineBoots | EngineBoots |
| EngineSysUpTime | EngineSysUpTime |
| Discovery/Undiscovery | SNMP Agent Discovery/Undiscovery状態 |
| Discoveryボタン | SNMP Agent Discovery状態をリセット |
| User Name | User名 |
| AuthPriv | 認証及び暗号化モード |
NOAUTH:認証なし、暗号化なし |
| AUTH:認証あり、暗号化なし |
| PRIV:認証あり、暗号化あり |
| AuthProtocol | 認証プロトコル |
MD5プロトコル |
| SHAプロトコル |
| AuthPassPhrase | 認証パスフェーズ |
| PrivProtocol | 暗号化プロトコル | DESプロトコル |
| PrivPassPhrase | 暗号化パスフェーズ |
| 赤字の項目は事前にSNMPエージェントの調査が必要 |
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| (2) Error test(疑正常) |
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| SNMPエージェントに対して異常なデータを送信することによりSNMPエージェントの異常検出及び異常検出時の動作の妥当性を検証できます。 |
| 疑正常の説明を表 8.2.4.6.2 に示します。 |
表 8.2.4.6.2 SNMPV3 疑正常
| テキスト名 |
内容 |
| Normal | 正常 |
| Unsupported security level | セキュリティレベルを異常な値にしてエージェントにアクセス |
| Not in time packet | Engine sysup timeを異常な値にしてアクセス |
| Unknown user name | ユーザ名を異常な値にしてエージェントにアクセス |
| Unknown engine ID | Engine IDを異常な値にしてエージェントにアクセス |
| Wrong digest | 認証データを異常な値にしてエージェントにアクセス |
| Descryption error | 暗号化データを異常な値にしてエージェントにアクセス |
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| 8.2.5 SNMP Trap受信テーブル |
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| SNMP Trap受信データをテーブル表示例とテーブルビューアクションを図 8.2.5.1 に示します。 |
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SNMP Trap受信は、SNMPブラウザ起動時は無効となっているので、有効にするにはTrap受信テーブルToolバーの Trap受信起動を行います。 |
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| (1) SNMP Trap受信テーブルカラム |
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| Trap受信テーブルカラムの説明を表 8.2.5.1 に示します。 |
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| (2) SNMP Trap受信テーブルアクション |
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| SNMP Trap受信アクションを図 8.2.5.2 に示します。 |
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| Trap受信テーブルToolバーの説明を表 8.2.5.2 に示します。 |
| SNMPエージェントとの間のデータ送受信をモニタ表示します。 |
| 図にモニタ表示イメージを示します。 |
| モニター操作アクションを表 8.2.6.1 に示します。 |